ALLYNAV AG株式会社(本社:北海道)は、トラクター向け自動操舵システムの新モデル
「ALLYNAV AF718」の日本市場展開を発表いたします。
本製品は、長年にわたり培ってきた精密農業技術とGNSS制御技術を融合し、従来機「AF305」シリーズを超える高精度・高耐久性・高応答性を実現したALLYNAV自動操舵システムの最高峰モデルです。
2025年11月中旬より予約受付を開始し、量産出荷は2025年2月以降を予定しています。

■ AF718の特長
新世代プロセッサと強化IMUによる超高速応答制御
路面傾斜・振動・負荷変動に対しても安定した操舵を維持。
スムーズで自然なステアリング制御を実現します。
多衛星GNSS対応(GPS/BeiDou/Galileo/QZSS-CLAS)
日本の補正サービスとの親和性を強化し、最大RTKレベルの±2.5 cm精度を確保。
最新UI/ISOBUS対応ターミナル搭載
直感的なタッチ操作・作業履歴の可視化・クラウド連携など、
オペレーターの操作性を飛躍的に向上。
特徴的なハンドル周り
従来にはないデザインと機能性にこだわった機構
トラクター純正油圧系統へのシームレス統合
油圧制御・電動アクチュエータ双方に対応し、主要国産/海外メーカー機への搭載が容易。
堅牢性と耐環境性能の向上
防塵防水(IP65)構造を採用し、過酷な農業現場でも安定稼働。
強力なハードウェアプラットフォーム
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高性能プロセッサと堅牢なモーターシステムを搭載したAF718は、高負荷作業と長時間連続運転をサポートします。強力なハードウェアは安定性を保証するだけでなく、将来のアップグレードや複数台のマシン連携のための強固な基盤も提供します。 |
| 最新AF718にオプションモニターを付属させたセット |
特徴的なハンドル周り
・日本市場でご要望多かったホーンが、一般自動車と同じ中央に設置されて利用が可能。
・コースラインのずれを視認性とデザイン性に優れたモーターサイドに設置されたLEDにて表現
・スポーツカー同様のパドルシフト風デザインを採用。「ABライン」「左右ズレ補正」「ターン」3つの選択が可能となっている。
・速度や精度ずれを小モニターで注視できるのと同時に近未来感を演出するオプション小モニター
・視認性とデザイン性に優れた新アプリケーション
未来を見据えたAI拡張
| 本デバイスにはAI拡張インターフェースが搭載されており、高度なインテリジェントアルゴリズムとモジュールをシームレスに統合できます。複数機械の連携最適化、作物の健全性監視、自動意思決定支援など、AF718は現代農業の進化するニーズに合わせてアップグレードが可能です。 | ![]() |
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シームレスなデータ統合と転送
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ALLYNAVソフトウェアエコシステムは、AIAgripro、AIFarm、AIFMS間でのスムーズなデータ交換を可能にします。他の主要ブランドとの互換性を維持し、xFarmプラットフォームとの統合もサポートしているため、ユーザーは農業補助金のコンプライアンス要件*(現地の規制による)を満たすことができます。 |
| 日本で今後リリース予定されている支援システムを想定 |
よりスマートなナビゲーションと操作
| 高精度ナビゲーションとインテリジェントな操作アルゴリズムを備えたAF718は、経路を自動計画し、作業エリアを正確に特定し、リアルタイムで調整します。複雑な地形や障害物の多い環境でも、正確で安全かつ効率的な作業を保証します。 | ![]() |
| AF718によって自動計画されたルート経路 |
協調的な機械操作
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従来の単独作業を超え、複数のトラクターや機械が圃場で協調して作業することを可能にします。作業内容、進捗状況、作業経路はリアルタイムで共有され、ネットワーク接続がなくても車両間でシームレスにデータを交換できるため、スムーズな連携とチームパフォーマンスの向上が実現します。 |
| システム連携させて将来的な複合作業ができる拡張性 |
1つのシステム、複数のシナリオ
| ALLYNAVはAF718を中心に、包括的な精密農業エコシステムを構築しました。このコアハードウェアを基盤として、システムは散布、播種、施肥といった多様な機能をサポートし、さまざまな農地環境や運用シナリオに柔軟に適用できます。AF718はワークフローを合理化することで、効率と生産性を大幅に向上させます。 | ![]() |
| 複合作業を実現するAllynavシステム |
コアアプリケーション
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| 複数のマシンコラボレーション | スマートプランニング | AIビジュアルガイダンス |
実装ガイダンス |
スマート受信機
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■ 衛星測位周波数BDS: B1I、B2I、B3I、B1C、B2a、B2b Lバンド: サポート■ 差分補正と互換性 新たに開始されたAllyLinkサービスは、フォーカス、リーチ、IPソリューションを含むあらゆるシナリオで高精度の測位を提供し、 ■ 無線通信プロトコル対応プロトコル: TRIMTALK、TRIMMARK3、TRANSEOT、SP、CSSなどの主流プロトコルをサポート ■ 侵入保護等級: IP67 |
| 新型スマート受信機 |
タブレットディスプレイ
| ■ 端末仕様概要 画面12.1インチ 解像度1280×800 輝度750ニット RAM / ROM6GB + 64GB カメラ1〜6チャンネル OSAndroid 12.0 通信4G / Wi-Fi / Bluetooth / FM 電源DC 9〜36V 動作温度-20℃〜+70℃ |
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| 洗練された新型ディスプレイ |
新機構モーターシステム
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■ モーター仕様 モータータイプトルクモーター定格トルク7.5 N·m 定格速度100回転 通信インターフェースCAN、RS232 侵入保護IP67 |
| 新機能新発想機構搭載モーター |
■ 発売スケジュール
2025年12月:国内デモ・展示開始(限定拠点)ご予約受付開始
2026年2月:量産出荷・国内販売開始予定
2026年春以降:全国主要代理店への展開・販売網拡大
■ 日本市場における位置づけ
ALLYNAV AF718は、既存モデル「AF305」で得たフィードバックをもとに、
日本の圃場条件(傾斜地・畑作地帯)にも最適化された最新アーキテクチャを採用。
特に北海道地域の広域圃場において、その高精度自動操舵性能が最大限に発揮されます。
ALLYNAV AG株式会社では、各種導入相談の受付を開始します。
■ ALLYNAV AGからのコメント
「AF718は、これまでのAllyNav技術の集大成です。
自動操舵が“作業支援”から“生産戦略”へと進化する時代、
日本の農業現場がよりスマートで持続可能な方向に進むための
大きな転換点となるモデルです。」
【リリース元】
ALLYNAV JAPAN/AG 株式会社(アリナビ ジャパン/エージー)
Web:https://www.allynav.com
メール:servicecenter@allynav-ag.com
【戦略的パートナー】
MAZEX(株式会社マゼックス)
Web:https://mazex.jp/
メール:company@mazex.jp
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