2022年9月に発表されたMavic 3 Enterpriseシリーズ。
Matrice 300 RTK + H20T と比べて何が違うのか、表にしてまとめてみました。
Mavic 3 EnterpriseシリーズとMatrice 300 RTK
機体
Mavic 3 Enterpriseシリーズ | Matrice 300 RTK | |
重量 | 915g | 約 6.3 kg |
携帯性 | 折りたたみ可能 | 折りたたみ可能 |
対角サイズ | 380mm |
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上昇速度 | 6m/s(N mode)
8m/s(S mode) |
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下降速度 | 6m/s | 7m/s |
耐風性能 | 12m/s | 15m/s |
飛行時間 | 45分 | 55分 |
動作温度 | -10~40℃ |
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プロペラ | 装着のまま収納可能、取り外し可能 | 装着のまま収納可能、取り外し可能 |
リモートID | 搭載 | 搭載 |
保護等級 | なし | IP45 |
カメラ
Mavic 3 Enterpriseシリーズ | Matrice 300 RTK | |
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取り換え不可 | H20 / H20T / H20N / P1 / L1など |
広角カメラ
Mavic 3T | H20T | |
CMOS | 1/2インチ | 1/2.3インチ |
有効画素数 | 48 MP | 12 MP |
保存形式 | JPEG/DNG(RAW) | JPEG |
静止画解像度 | 8000×6000 |
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サーマルカメラ
Mavic 3T | H20T | |
解像度 | 640×512 | 640×512 |
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レーザー距離計
Mavic 3T | H20T | |
レーザー距離計 |
なし | あり |
最大ズーム
Mavic 3 Enterpriseシリーズ | H20T | |
最大ズーム |
56倍 | 200倍 |
まとめ
Mavic 3 EnterpriseシリーズとMatrice 300 RTKを比べて、Matrice 300RTKには防塵・防水性能と高い汎用性があります。
Mavic 3 Enterpriseシリーズには防塵・防水性能が備わってないので、捜索や救助などの緊急時、雨が降っていると飛ばすことができません。
ですが、防塵防水性能を備えたMatrice 300 RTKは天候に左右されずに飛行することができます。
さらに、Mavic 3 Enterpriseはカメラの取り換えができません。
ですが、Matrice 300 RTKはサーマルカメラ・ナイトビジョンカメラ・写真測量用・3D点群用など様々なカメラに取り換えることができます。
DJI Mavic 3Tは、サーマルカメラを搭載し消防、点検、夜間ミッションなどにおけるニーズに対応するよう設計されております。
DJI Mavic 3Eは4/3型CMOS広角カメラを搭載しメカニカルシャッターを備え、優れた効率性でマッピング作業を完了させることができます。
また、全方向デュアルビジョンシステムセンサーが搭載され、全方向障害物回避を実現します。
小型で携帯性が高く、安全機能が強化されたMavic 3 Enterpriseシリーズは
幅広いミッションで対応できるよう設計されています。
以上のことからMatrice 300 RTKはハイエンド向けであり、Mavic 3 Enterpriseシリーズはエントリー向けであることが分かります。
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Matrice 300 RTK
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